NHK連続テレビ小説『おむすび』ー おむすび/おにぎり
- ishigami-clinic149
- 2024年10月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年10月30日

2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』が9月30日から始まっています。今回は橋本環奈さん主演の栄養士が主人公のお話しです。当クリニックでは高血圧症、糖尿病、脂質異常症等の生活習慣病の治療に当たって管理栄養士と協力して食事療法を積極的に行っており、今回のNHK連続テレビ小説『おむすび』を楽しみに見ています。
『おむすび』制作統括の方が、日本栄養士会会長さんと対談されていました【特別対談:リンク】。その中で、「平成・令和という時代を考えた時、”一歩先に進んだ食” をテーマにしたドラマを作れないだろうかと思案しているうち『栄養』というキーワードに辿り着いた。食べることは人と繋がること、未来を変える力があることをお届けしたい。」と話されていました。
ドラマの中で主人公の橋本環奈さんが ”おむすび” を美味しそうに食べるシーンが出てきます。
テレビドラマ「裸の大将放浪記」では山下清画伯役の芦屋雁之助さんが、おむすびを美味しそうに食べるシーンが多くあります。「塩を効かせた “おむすび” だけでいいんだ。世の中で一番美味しいのは、”おむすび” なんだね。」と言っています。
食をテーマにしたマンガ『美味しんぼ』にも “おむすび” を扱った一話があります。日本の米は短粒種で粘り気があり、冷たくなっても粘り気を保ち美味しさを失わない。冷めたご飯と塩だけでも美味しく食べられる “おむすび” こそが日本の食文化の原点で、他の国では見られない日本独特の食べ物と書いてあります。さらに母親特有の柔らかな握力で握ることにより、口の中で心地よくほぐれるちょうど良い堅さの美味しい ”おむすび” になると書いています。
”おむすび” は、日本人にとって小さい頃から慣れ親しんだ食べ物です。小学校の遠足の時は決まって母親が握ってくれた ”おむすび” を食べていました。最近では昼食や朝食用、間食用としてコンビニやスーパーで買ってきた “おむすび”が食べられています。私もたまにコンビニの “おむすび” を食べますが、これが結構美味しいと思います。ちなみにコンビニで購入できる ”おむすび” は、ご飯100g前後、熱量 180 kcal前後(ツナマヨは250 kcak前後)、塩分 0.8〜1.6g(中の具材によって異なる)となっています。
『美味しんぼ』のコラムで、”おむすび” と呼ぶべきか、”おにぎり”と呼ぶ方がいいのかに関しての記述があります。”むすぶ” には紐と紐をむすぶの様にバラバラだったものを一つにする、縁をむすぶのように目出度い意味合いの響きもあり、その食べ物の呼称は自分の中では ”おにぎり” ではなく ”おむすび” だと書いています。私自身は "おにぎり" や "握り飯" にも馴染みがあるように思いますが、皆様はいかがでしょうか。今回のNHK連続テレビ小説『おむすび』の主人公の名前である米田結(ゆい)の「結」の文字には「むすんでいく "もの" と "思い" が託されている。」と前述の対談で制作統括の方が話されていました。人の縁、未来、大切なものを「結」がどう結んでいくのか、栄養の大切さをどう伝えるのか、『おむすび』を楽しみに見ています。
追記
NHKのEテレ番組「おむすびニッポン」10月29日放送分に連続テレビ小説『おむすび』コラボS Pがあり、「おむすびニッポン」MCの飯尾さんが朝ドラに登場する ”おむすび” を絶品だと言って食べていました。その ”おむすび” は片手に収まる大きの1辺6cmの丸みを帯びた三角形で100gとのことでした。朝ドラ番組制作スタッフの料理担当の方が、「内部に空気を含んでふっくらした食感が得られるように力加減を意識して握っている。その美味しさが画面から伝わるように握っている。」と言われていました。